ミニマル思考になれるおすすめ本5選｜ゆるく続けるミニマルライフ

いつも自分の考え方をアップデートしてくれるのは本の存在が大きい。色々読んだけれど、とっつきやすくてすぐに行動に移せた5冊をピックアップしました！

上質なものを少しだけもつ生活
フランス人は10着しか服を持たない
フィンランド人が教えるほんとうのシンプル
ゼロ・ウェイスト・ホーム
服を買うなら、捨てなさい

上質なものを少しだけもつ生活

加藤ゑみ子ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015年05月
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長く使うことを前提にされていない安い物を大量に持つというのは、自分の品格を下げることに繋がってしまっているかも。

気に入ったものだけを少量所持し、上質なものを手入れしながら長く大事に使えば所作も美しくなり暮らしもすっきりする。一石二鳥。

我が家では夫がバカラのクリスタルグラスを普段使いしているんだけど、確かに洗う時にも無意識ですごく丁寧に扱う。本に書いてある通りだと腹落ちした。

いい食器って一世代前の人たちはもらうことが多かったのか実家にたくさんあって、でもずっとしまわれてた。でも物はしまわれるために作られていないし、使わないと意味がない。それも思い出して、いい物こそ毎日大事に使うべきだなぁと再実感。

フランス人は10着しか服を持たない

ジェニファー・L・スコット/神崎明子大和書房 2017年05月
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物を大量に所持し、いつもラフで適当な服ばかり着ていたカリフォルニアの女の子がパリに留学。ホームステイ先の暮らしに触れて価値観が大きく変わったという体験談。

有名な一冊なので、タイトルは知ってるという方も多いと思う。

私もタイトルだけは聞いたことがあって新婚旅行の出発時に空港の本屋さんでなんとなく買った本なんだけど、予想以上にとっても良かった。

ホームステイ先のマダムが素敵。これを読めば、外で着なくなった服を部屋着やパジャマにしようと思わなくなるはず。

毎日を「特別な日」のように生きる方法がたくさん書かれていて、豊かなこと＝物をたくさん持つことではないと教えてくれる。

フィンランド人が教えるほんとうのシンプル

モニカ・ルーッコネン/関口リンダダイヤモンド社 2016年09月16日頃
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「捨てる」「減らす」ではなく「大切にする」。

私たち日本人は、物事を複雑に考えすぎなのかもしれないと気づかされる一冊。

本当はもっともっとシンプルで良くて、新しい物を次々に求めなくても心を満たすことはできるし、深呼吸しながらゆっくり豊かな時間を過ごせるはず。

この本を読んでから、「次に買う家具はヴィンテージやアンティークの古い物にするぞ〜」と考えるようになった。長い間大事にされてきた古い物は作れない。とっても価値がある。

ゼロ・ウェイスト・ホーム

ベア・ジョンソン/服部雄一郎 KTC中央出版 2016年09月
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私たちが「○○を捨てた」と言うとき、それは本当はどういう意味なのでしょうか？「捨てた」ことで、ごみは私たちの視界から消え去ったかもしれない。でも、それですっかり忘れてしまっていいことにはなりません。だって、収集の人が持って行ってくれたからと言って、私たちのごみはただ蒸発してなくなってしまうわけではないのです。私たちのごみは、最後には最終処分所にたどり着き、商品を作るのに使われた貴重な資源は無駄となり、その処分に毎年何十億ドルもの費用がかかっています。
ゼロ・ウェイストホーム

ゼロ・ウェイスト＝ごみを出さないこと。ミニマルでシンプルな暮らしをする上で、ごみも最小限にしていく意識はすごく気持ちいい。

これは厚みもあって内容量がしっかり！面白いんだけど、最後まで読むのには結構根気がいるかもしれない。たっぷり時間がある時にぜひ。「そうだよな〜」と思うことがたくさん書いてある。

エコな暮らしとミニマリズムは深い繋がりがあるなぁと思う。大量生産・大量消費・大量廃棄の社会に疑問を抱いていたり、その輪から抜け出したい方におすすめ。